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小1の壁で退職?!後悔しない働くママの選択とは

小1の壁で退職?!-後悔しない働くママの選択とは
「小1の壁」で悩む、働くママの本音…

「子どもの生活環境の変化しても、同じように仕事を続けられるだろうか」

「「おかえり!」と言いたいから思い切って退職しようか悩んでいる…」

「一度退職してしまうと、その後の自分のキャリアが心配」

確かに、退職して子どもとの時間は充実しても、貯金を切り崩す生活になるかもしれないとなると不安ですよね。

お子さんの不安に寄り添い、成長に必要なサポートをしてあげたい!と考えているママには退職がオススメです。

なぜなら、学校行事や病気怪我による急な呼び出しにも、職場への迷惑など考えずに対応できるからです。

また、生活環境の変化によるお子さんのストレス(勉強、お友達関係、生活習慣の乱れ)にもいち早く気づくことができるので安心です。

ただ注意すべきは、小1の壁を自分だけでなく、家族の問題として向き合うこと。

パパだけ、ママだけが苦しむことはありません。

あっという間に成長していく我が子を、どんな目線で見守っていくかをしっかり話し合いましょう。

後悔しない選択ができるよう、この記事を最後まで読んで【小1の壁】に向き合いましょう♪

目次

退職を考えるママも…立ちはだかる小1の壁とは?

小1の壁とは、働く側に合わせて利用できた保育園と違い、小学校になると子どもの放課後や長期休暇の過ごし方に働く親が直面する問題のことです。

働くママにとって、保育園は朝から晩まで安心して預けることができる強い味方でした。

しかし、小学校は授業時間が決まっているため、放課後の時間をどうするかが大きな課題になります。

学校行事や長期休暇といった保育園にはなかった予定が増え、家庭での時間のやりくりが大変になるのは困りますよね。

小1の壁とは何か、まずは具体的に知ることが大切です。

働いたまま壁に向き合えるのか、それとも退職をしなくてはならないのか、家庭でどのような対策を考えるべきかが考えてみましょう。

城を攻めるならまず敵を知れ!です。「小1の壁」はどんな問題を家庭にもたらすのか、具体的に見てみましょう。

出勤と登校の時間/帰宅と下校時間のズレ


「いってらっしゃい」「おかえり」とお子さんを見送り出迎えるには、登下校時間にあわせて勤務時間を調整し、自宅にいる必要があります。

学童を利用する場合には受け入れ可能時間を確認し、お迎え時間に遅れないようなスケジュールを考えなくてはいけません。

学童登録の審査問題

学童はだれしもが登録し利用できるわけではありません。

保育園と同じように、両親の勤務時間や同居家族の有無、家庭環境などが審査対象となります。

利用する時間の長さによって料金も異なるため、事前に審査条件や費用に関して確認しておく必要があります。

急な休校対応(学級閉鎖や悪天候時)


コロナ・インフルエンザ等での学級閉鎖や、急な悪天候で登下校の時間が変更になる場合があります。

学級閉鎖のときは、学童も使用できません。

学校から連絡があった時にすぐ対応できるように、その方法を日頃から家族で話し合っておくことが必要です。

長期休暇、午前中授業の時のお弁当問題


低学年の子にお留守番はむずかしく、日中家に大人の居ないご家庭では多くのお子さんが学童を利用します。

ここで発生するのが「お弁当問題」。

給食のない半日授業の日も、学童を利用するならお弁当が必要です。

学校行事に参加するためのスケジュール確保


小学校の授業参観、音楽会、引き取り訓練などの行事は平日が基本です。

行事のスケジュールは年間計画表や学校便りで確認し、有給の取得やシフト調整が必要です。

宿題のフォロー


「眠い…」「疲れた…」全力で学校生活を頑張った子どもが、宿題に取り組むのはとても大変なことです。

宿題が習慣化していない子どもへ、自宅でのフォローは親の仕事

仕事で疲れた所に音読や丸つけといった作業は、なかなかの労働ですよね。

当時、我が子も計算カードを「疲れた!やりたくない!!怒」とぶん投げてました……。仕事で疲れていた私、注意する気力もなかったです。

プリント(お便り)、持ち物の確認


新学期、返信が必要な書類や、今後の活動や持ち物が書かれた大切なお便りがどんどん配布されます。

ランドセルの下でくちゃくちゃになったお便りを発見して涙する前に、毎日子どもに声をかけると安心ですね。

我が家では「今日のお便りちょうだい!」を合い言葉に“帰ったらお便りを渡す”という習慣をつけました。

少ない情報への対策


先生と顔を合わせて送り迎えしていた保育園とは違い、小学校では担任と話をする機会がぐんと減少します。

懇談会や参観日に、先生から普段の子どもの様子を聞いてびっくりすることも!

子どもの話だけで、学校での様子を想像するのはとても大変ですが、小さな話題でもいいので毎日話す習慣をつけましょう。

働くママの選択肢は3つ!メリット・デメリットもあわせて紹介

新1年生になる子どもをもつ働くママにとって「小1の壁」は、キャリアや家庭のバランスを再考する大きなタイミングともいえます。

育児と仕事を両立させるために、現在の仕事をどうするか悩みますよね。

そこで、次の3つの選択肢についてメリット・デメリットをまとめました。

  • 続ける
  • 転職する
  • 退職する

それぞれに異なる利点と課題があるので、家庭の状況や自身のキャリア目標に合わせた判断が重要です。ママの問題だけにせず、ぜひ家族で話し合ってみて下さい。

仕事を続ける メリット・デメリット

仕事を続けるメリット
  • 収入の安定:経済的に安定し、子どもの教育費や生活費に余裕が持てる。
  • キャリアの継続:キャリアが途切れないため、将来の昇進やスキル向上に繋がる。
  • 自己実現感:社会での役割や自分自身の成長を感じられる。
仕事を続けるデメリット
  • 子どもとの時間が減る:仕事の拘束時間が長いと、子どもと過ごす時間が限られる。
  • 学童の手配が大変:学校の時間に合わせた預け先の確保が難しく、スケジュール調整がストレスになる。
  • 疲労の蓄積:仕事と育児の両立が体力的にも精神的にも負担になる。

仕事を続けるメリットは経済的な安定とキャリアの継続が期待できることです。

一方で、育児との両立による時間的・体力的な負担が大きいのが課題です。

まずは今の職場で「働き方を変える相談」をしてみて下さい。

キャリアが途切れることなく、時短勤務やリモートワークといった方法に変更できる可能性もありますよ。

転職する メリット・デメリット

転職をするメリット
  • 柔軟な勤務形態が得られる:時短勤務やリモートワークのできる職場への転職で、育児との両立がしやすくなる。
  • 新しい環境での挑戦:新たな職場で自身のスキルアップやキャリアチェンジが可能になる。
  • ストレスの軽減:育児に理解のある環境を見つけられれば、子どものために行動しやすくなる。
転職をするデメリット
  • 不安定な収入のリスク:転職直後は給与が下がる可能性があり、経済的な不安が生じる。
  • 新しい環境への適応:新しい職場に慣れるまで時間がかかり、ストレスが増すこともある。
  • 転職活動の負担:仕事や育児をこなしながら転職活動を行うことが大きな負担になる。

転職は柔軟な働き方を得られる可能性があります。

しかし、収入や環境の変化に適応する必要があり、転職活動自体も負担になるのが課題です。

また、転職先はすぐには決まるとは限りません。

もし転職を考えている場合は、時間にも気持ちにも余裕をもって早めに探しましょう!

ハローワークだけでなく、転職サイトやキャリア相談を活用して理想の職場を見つけて下さい。

退職する メリット・デメリット

退職をするメリット
  • 子どもとの時間が増える:子どもの成長を間近で見守り、学校生活のサポートを充実させられる。
  • ストレス軽減:仕事のプレッシャーから解放され、育児に専念できる。
  • 家庭内の柔軟性:家事や育児の時間に余裕ができ、家庭全体が円滑に回りやすくなる。
退職をするデメリット
  • 収入が減る:家庭の経済的負担が大きくなり、生活水準の調整が必要になる。
  • 社会とのつながりが減少:職場での人間関係がなくなり、孤独感や自己実現感の低下を感じることがある。
  • キャリア復帰の難しさ:長期間のブランクがあると、再就職やキャリアアップが難しくなる。

退職するメリットは、子どもとの時間が増え家庭に専念できることです。

しかし、収入の減少や社会的なつながりの喪失、キャリア復帰の難しさを感じてしまうと、後悔につながってしまうかもしれません。

もし退職を選択するなら自宅にいる時間を活用して資格を取得してみましょう。

再就職が有利になったり、興味の幅が広がることで、新しいことへチャレンジできる可能性が広がります。

【体験談】後悔した?小1の壁 わが家の場合

わが家の長女が小学校に進級したときの家庭内の状況や心情をお話しします。

ひとつの例として、子どもや仕事への向き合い方の参考になれば嬉しいです。

当時の家族構成、私の勤務状況

長女/小学校1年生

夫/30代、会社員、残業は週2回1-2時間程度

私/30代、飲食店パート

  • 勤務時間は基本平日9:00~16:00、繁忙期は土日出勤もあり
  • 勤務歴4年目
  • 同じママパートさんが多かったため緊急時などは協力体制良◎

小1の壁のタイミングで退職について考えた結果 

続けました!

子育てに理解のある職場、そして先輩ママさんの存在もありとても協力的でした。

出勤直後に学校からお迎え要請の電話が来ることもありましたが、こころよく送り出してくれたのは今でも感謝しています。

外で働くことは気分転換になりますし、やはり働いて収入を得られるというのはとても充実感があります

また、職場で先輩ママに子育ての相談ができる、思春期や中学受験といった話を聞くことができる、という環境は退職していたら得られなかったと思います。

共働きの我が家が苦労した小1の壁

【壁①】急な怪我や発熱による呼び出し、モヤモヤする気持ち

どれだけ気をつけていても、避けては通れない体調不良。

我が家の場合、緊急対応は私の担当です。

1年生の子どもに「おとなしく寝てて」なんて言えるわけないですよね。

1回発熱すると看病も含め、最低でも2日は出勤できません。

自分は元気なのに働けない、時給だから収入も減る…なんともいえないモヤモヤを感じることもありました。

【壁②】夏休みはお弁当との戦い!

子どもは夏休みでも、大人はいつも通り仕事です。

平日大人が家にいない時間は学童で過ごしてもらうため、お弁当作りをしました。

お弁当を作るためにいつもより1時間早く起きること、そして子どもが楽しく食べられるメニューを決めることが大変でした。

【壁③】宿題のサポートって大変!

仕事で疲れていると、どうしても気持ちに余裕がなくなります。

そんな帰宅後にやる宿題のサポートは、想像以上に大変でした。

慣れない学校で疲れた娘、家では気が抜けるのかなかなか取りかかりません。

ようやくやり出したと思ったら苦戦して泣き出す始末。

1年生でこの状態、このまま小学生として大丈夫なのかな?と不安になり、私も泣きたかったです。

落ち着いて考えれば、ついこないだまで保育園だったもんね、と理解できるんですけどね。余裕って大事。

仕事を続けて、後悔…した?

「小1の壁」を理解した上で仕事を続けましたが、後悔はしていません

「あのとき退職しておけばよかった…」と思わなかったのは、家族の協力があったからです。

小1の壁に向かうとき、急な呼び出し対応や平日の学校行事の担当は私、子どもの看病で家から出られないときは夫が買い出し担当と役割を決めました。

家事と育児、すべて私の担当だったら仕事との両立はむずかしかったと思います。

まとめ|小1の壁で退職して後悔しないためには、家族で問題に向き合おう!

小1の壁は退職するタイミングではなく、自身のキャリアや家庭での役割を見直すきっかけです。

今の仕事をどうするか、後悔しない選択をするためには、必ず家族の問題として話し合いましょう。

話合いの中で一番重要なのが、ママだけが仕事を調整し負担を強いられることがないように、他の家族もできることは協力していくことです。

新しい環境は子どもも親も不安なもの。

「小1の壁」をきっかけに、パパ・ママの仕事や役割について改めて話合い、子どもが安心できる環境を整えてあげましょう。

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